六本木ヒルズの森美術館でやっている「LOVE」展を見に行った。10周年記念展だけあって、見どころ満載。
その中に、ソフィ・カルの展示があった。ソフィ・カルが彼氏から別れの手紙をもらい、そのショックに際し、たくさんの友人・知人に彼からの手紙を送って、どう思うか、どうしたらいいかを聞いたという展示だ。
写真は、その彼からの手紙。これは別れの手紙?むしろ、愛の告白じゃないのか?愛することに誠実であろうとするほど、別れることになる?約束の内容を変更しようとは思わなかったのか?わからなくはないけど。
そして、ソフィ・カルはその手紙を芸術作品のためにコピーし、美術館に大量に積んでたりする。たくさんの友人・知人からのアドバイスを作品化する。ソフィにとっては全ては「芸の肥やし」なのか?
彼女の作品に時として嫌悪感を感じるのは、あまりに個人的なことを作品にしてさらしてしまうところだ。あまりに個人的なことなので、フィクションなのか、ノンフィクションなのかわからない。虚と実の境目を曖昧にしてしまうところが彼女のねらいとも言えるのだろうが、実際には、全部ノンフィクションなのだ。
この展示に感動したのは何故か。その内容なのか、彼女の勇気なのか。人生全てを芸術に転化してしまうところなのか。
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dobry sex telefon (水曜日, 01 11月 2017 01:31)
niewyfilozofowanie
dobra wróżka (土曜日, 18 11月 2017 00:32)
ślamazara